作詞講座第一章 作詞の基礎知識 12

AABA形式

AABC形式と並んで、多く作られている形式です。

年代で分けると1950年代以前はAABA形式が、1960年頃からはAABC形式に移行し、70年代以降はAABCが主流となっています。

ジャズのスタンダードナンバーのほとんどがこのAABA形式かABAB形式です。

さらに大きな特徴として小節数もほとんどが同じで、A8小節、A8小節、B8小節、A8小節の32小節で構成されます。

アメリカ発のポピュラーミュージックが作り上げた「様式美の極み」といっていい形式です。もちろん日本でも多く作られています。

1961年に作られ、世界で最も知られている日本のポピュラーミュージックである『上を向いて歩こう』を例にあげましょう。

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1(AABA)2(ABA)というメロディの流れですが、二番のAメロの途中まで口笛で間奏の効果を出しているのが特徴です。

AABA形式という様式美に呼応した見事に様式化された歌詞になっています。

同じ歌詞をリフレイン(くりかえし)させながら、創りあげられた世界は、さすが名曲の感があります。

AABA形式の歌としては以下の例があります。

いつでも夢を 遠くへ行きたい 真っ赤な太陽 恋の季節 バラが咲いた ブルー・ライト・ヨコハマ 雨がやんだら 別れの朝 ふれあい わかれうた 時には娼婦のように
枯葉(Autumn Leaves) “All Of Me” “On The Sunny Side Of The Street”

作詞講座第一章 作詞の基礎知識 13

by フリーダムミュージックスクール・東京高円寺作詞講座作詞教室

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